■S:今日の聖書の言葉
ペテロの手紙第二2章1~3節

★しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。そして、多くの者が彼らの好色にならい、そのために真理の道がそしりを受けるのです。
また彼らは、貪欲なので、作り事のことばをもってあなたがたを食い物にします。彼らに対するさばきは、昔から怠りなく行われており、彼らが滅ぼされないままでいることはありません。

■O:今日のコラム
終わりの時には、恵みを放銃に変える異端が教会に広がっていきます。恵みなんだから、努力はいらない。恵みなんだから好きにやって良い。恵みなんだから、そのままで良いと。確かに恵みによって私たちは、主との関係に入れられました。神の子どもとされました。

しかし、子どもの成長を願わない親がいないのと同じように、天の父は私たちがイエス様の似姿に、栄光から栄光に造り変えられ成長することを願っておられます。

私たちが成熟していくと愛に溢れ、力強くなっていきます。しかし御霊なる方は、力と愛の霊というだけではなく、力と愛と慎みとの霊です。

世の物も、私たちが生きていくためには必要ですが、世の物を求めるだけでは神の国はもたらされません。むしろ神の国を第一に求めるならば、生活の必要の心配はいりません。世の物を求めることに対する慎み深さを身につけることは、私たちが神の国を求めるために、またキリストの花嫁なるために必ず学ばなくてはならない性質です。

結婚前の花嫁は、食事に気をつけて自制するものです。結婚を控えていてドカ食いを頻繁にする人は少ないでしょう。花嫁は美しく自分を整えて、来たるべき日を迎えるために準備をします。それはキリストの花嫁にとっても同じです。世の物は必要ですが貪ることなく、来たるべき日に備え主の目に美しく、傷やしみのない者となるために世の物に対する自制を身につけましょう。

そのために大きな意義をもっているのは断食であると思います。食欲は私たちにとって大きな欲求です。何も食べていなければ、性欲も名誉欲もどうでもよくなってきます。それどころではないからです。断食をすることは私たちの霊的な覚醒を起こします。目を覚まして身を慎んで、祈っていなさい、と主は仰せですが、断食はそのことを大きく助けます。目を覚ましているためには断食は欠かせないものです。

人々の目を覚させる役目を担っていたバプテスマのヨハネは、食べ物に大きな自制を働かせていました。別の例を上げるなら、ダニエル書にはこうあります。

「こうして王は宮殿に帰り、一晩中断食をして、食事を持って来させなかった。また、眠けも催さなかった。」(ダニエル6:18)

断食は、私たちの霊的な目をまどろみから守り、慎みを実践させ、祈りの生活に力を与えます。断食をライフスタイルとしていてこそ、私たちは、「それ、花婿がやってきた」とまどろんでいる者の目を覚まさせるマタイ25章の叫ぶ者の声となれるのです。

■A:考えてみよう
断食と祈りのライフスタイルを身につけましょう。断食は放っておいてできるものではありません。朝起きて「今日は断食したいなあ」という日は無いのです。心に決めて、主に自分を捧げ、主を求める決心が必要なのです。

断食して祈ることが良いことはほとんどの人が知っているでしょう。しかし私たちが成長するのは、知った時ではなくそれを行い習慣とする時なのです。知識だけでは私たちは変わりません。習慣が私たちを変えるのです。

世の物に支配されてはなりません。むしろ世の物を全て足の下に置いてコントロールすることが私たちに与えられている召しなのです。

■P:祈り
私はどのような断食をしたら良いでしょう?主が教えてください。あなたを待ち望む花嫁として好きな物を食べることを捧げ、祈り、身を慎む生活をすることの素晴らしさを教えてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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