■S:今日の聖書の言葉
エペソ人への手紙6章10~18節
★終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。
すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。
■O:今日のコラム
神の武具を身につけるなら、私たちは世の終わりの邪悪な日に際しても、真理の上に堅く立つことができます。この武具は光の武具とも言われます。それは自分の肉を脱ぎ捨ててこそ身につけられる武具なのです。
「夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。」(ローマ13:12)
私たちの毎日はたとえ平穏であったとしても戦いの連続です。それは愛を冷え込ませようとする闇の力との戦いです(エペソ6:12、マタイ24章)。この武具を身につけて私たちが戦う戦いは、神を愛し、隣人を愛するという戦いです。
「愛する者たち。私はあなたがたに新しい命令を書いているのではありません。むしろ、これはあなたがたが初めから持っていた古い命令です。その古い命令とは、あなたがたがすでに聞いている、みことばのことです。
しかし、私は新しい命令としてあなたがたに書き送ります。これはキリストにおいて真理であり、あなたがたにとっても真理です。なぜなら、やみが消え去り、まことの光がすでに輝いているからです。
光の中にいると言いながら、兄弟を憎んでいる者は、今もなお、やみの中にいるのです。兄弟を愛する者は、光の中にとどまり、つまずくことがありません。兄弟を憎む者は、やみの中におり、やみの中を歩んでいるのであって、自分がどこへ行くのか知らないのです。やみが彼の目を見えなくしたからです。」(第1ヨハネ2:7~11)
ここをみると、兄弟を愛する者は、光の武具を身にまとっていることがわかります。自分の中の愛に生きることができない肉が死んでいってこそ、私たちの内に愛である神が生きるのです。
だから私たちが武装する究極の祈りはゲツセマネの祈りということもできます。イエス様はゲツセマネの祈りで邪悪な日に際して堅く立つことができるように武装されたのです。そして私たちに愛の模範を示されたのです。
「このように、キリストは肉体において苦しみを受けられたのですから、あなたがたも同じ心構えで自分自身を武装しなさい。肉体において苦しみを受けた人は、罪とのかかわりを断ちました。」(第1ペテロ4:1)
ゲツセマネの祈りでイエス様は、心砕かれました。ゲツセマネとは油絞りという意味です。そこで栽培種のオリーブであるイエス様は砕かれて、血のような汗を流されました。その祈りで、十字架を受け入れる覚悟をされたのです。
私たちにも砕かれた心、自分の十字架を成し遂げるための覚悟が必要です。より深いゲツセマネの祈りを体験することによって、より深く愛に生きるための武装が与えられることを信じます。
■A:考えてみよう
毎日、自分を主の御心のために捧げて祈る時間を持つ。
自分自身の霊、魂、体、時間、経済、働き、評価にイエス様の血の力を宣言し、神のものであることを宣言しましょう!そして自分の願ったようにではなく、神の御心の通りに生きる覚悟をしましょう。
■P:祈り
主よ。私の霊、魂、体、時間、働き、評価、家族、経済にイエス様の血の力を宣言します。これはあなたが買い取られたあなたのものです。もちろん私の願いは、苦しむ事ではありません。しかし苦しむかどうかのためにではなく、あなたのために生きていきたいです。私の今日をあなたの御心のために用いてください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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