■S:今日の聖書の言葉
詩篇110篇1〜3節(ヨハネの黙示録8章)
★主は、私の主に仰せられる。「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。」
主は、あなたの力強い杖をシオンから伸ばされる。「あなたの敵の真ん中で治めよ。」
あなたの民は、あなたの戦いの日に、聖なる飾り物を着けて、夜明け前から喜んで仕える。あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ。
■O:今日のコラム
イエス様は、全ての敵が教会の足の下に置かれるまで、天にとどまっておられます。全ての敵が足の下に置かれるとき、主の来られる備えがなされるときに主は、再び地上に来られるのです。(1節)
その時には、私たちは、敵の真ん中にあって主の栄光をあらわす者として、御国の王権を持った者として用いられるのです。(2節)そして同時に天と地をつなぐ祭司として用いられます。私たちは王なる祭司なのです。
聖なる飾り物は、祭司の衣装ですが、それは「戦いの日に」とあるように実は光の武具なのです。その祭司は夜明け前から喜んで仕えるのです。
祭司の務めの一つに夜明けを告げ知らせる務めがあります。祭司は夜明け前の暗闇のうちから神殿で仕え、太陽が昇るのを見ると「ボカー!(ボルケー!)」と叫び、夜明けを告げ知らせるのです。この聖句は、その光景を彷彿とさせます。
これはバプテスマのヨハネの務めと似ています。バプテスマのヨハネは世の光であり義の太陽であられる方が来る直前、霊的な暗闇の中で叫ぶ者の声となりました。現代の私たちも主の再臨の直前の今、叫ぶ者の声として召されています。
時を悟ることは、本当に重要なことです。イエス様はエルサレムを見て、エルサレムの滅ぼされる理由を「神の訪れの時を悟らなかったからだ」と言われました。主は「時にかなって」雨を注がれる方です。神のカレンダーである祭りのタイミングで記念すべき出来事(十字架、ペンテコステなど)は起こりました。それは数千年のカレンダーでも1年のカレンダーでも、また1日というサイクルにも関係があります。朝早くに主を求めることは、そのサイクルにかなっています。
「私は夜明け前に起きて叫び求めます。私はあなたのことばを待ち望んでいます。
私の目は夜明けの見張りよりも先に目覚め、みことばに思いを潜めます。」
(詩篇119:147~148)
神の国を第一に求めなさい、と聖書は語っています。朝起きてまず最初に求めるものが主でありますように。「求める」というヘブル語の語根には「朝」という意味があります。朝起きて、メールをチェックし、LINEをチェックし、コーヒーを入れなど自分の生活のことを始めると、さらには「洗濯物も干さなければ」、「部屋も掃除しなければ」などどんどん生活の必要が迫ってきて、自分の生活で頭が一杯になってしまいます。
朝起きて、まずひれ伏し、主を求めて祈り、御言葉を読み、神の国を第一に求めましょう!自分の時間も計画も仕事も神の所有であることを宣言しましょう。トイレくらいは先に行っても良いと思いますが。
■A:考えてみよう
朝起きて最初に主を求め祈り、御言葉を読みましょう。5分の祈り、1章の朗読からでも始めてみましょう。人生が変わります。
■P:祈り
頭のてっぺんから、つま先まで、キリストの血の力を宣言します。私の時間、働き、評価にも。あなたのために使ってください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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