■S:今日の聖書の言葉

エゼキエル書28章2節(コリント人への手紙 第一 10章)

★ 人の子よ。ツロの君主に言え。神である主はこう仰せられる。あなたは心高ぶり、『私は神だ。海の真中で神の座に着いている。』と言った。あなたは自分の心を神のようにみなしたが、あなたは人であって、神ではない。

■O:今日のコラム

ツロは地中海に突き出した半島のような所、さらに海にある岩地まで海を埋めたたて整えた町です。

周りは見渡す限り地中海の海、貿易の中心地として栄えました。それは、まるで海の真ん中に座しているかのようでした。

主は、突然その様子から、サタンに対する思いへと飛躍したように見えます。しかし、これはつながっているのです。恐らくサタンは海の上に座しているからです。

この海とはこの世の知恵の事です。創世記で出てくる、天にある大水は天の知恵、地の大水はこの世の知恵を表しています。

主も海の上に座しておられます。
『御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。御座の中央と御座の回りに、前もうしろも目で満ちた四つの生き物がいた。』(ヨハネの黙示録4章6節)

そして悪の力もそれをマネして、世の知恵の海の上に座しています。
『また、七つの鉢を持つ七人の御使いのひとりが来て、私に話して、こう言った。「ここに来なさい。大水の上にすわっている大淫婦へのさばきを見せましょう。」』(ヨハネの黙示録17章1節)

主は、この姿とツロを重ねたのです。
そして、それを主は『あなたは心高ぶり』と言いました。知識は人を高ぶらせるのです。

私達も知識、この世の知恵の上に自分を置くなら、高ぶるのです。

私達は、人の知恵の上にではなく、神の力に支えられて歩まなければなりません。

『そして、私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われでした。それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。』(コリント人への手紙 第一 2章4-5節)

知識やこの世の知恵を積み上げれば、人より高い所に自分を置く事が出来ます。しかし、それは高ぶりであり、人手によって築かれたものは、決して崩れずにそのまま残ることはありません。神の力に支えられて信仰の歩みをしましょう!

■A:考えてみよう

人の知恵ではなく、神の力に支えられる歩みを学ぶ。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

カテゴリー: マナメール

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