■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書12章35節

★良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を取り出すものです。

■O:今日のコラム
今日の聖書の言葉はイエス様がパリサイ人に対して言われた箇所です。今日は、主が言われている「良い人」になるためのチャレンジを共に受け取っていきましょう。

この倉という単語は、別の箇所では心という意味で使われています。まず、心が良い心であることが大切です。イエス様はパリサイ人についてこのように言っています。

「わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいです。」(マタイ23:27)

パリサイ人は御言葉を文字通り行おうとしていたので、御言葉の真理を悟ることがなく、心には汚れが満ち、覆いがかけられた状態でありました。それゆえ、イエス様からこのように叱責されました。これが悪い心です。

私たちはパリサイ人のような心ではなく、主によって心の包皮が取り除けられ、真理を悟る良い心とされる必要があります。主によって心が開かれる必要があるのです。

「あなたの神、主は、あなたの心と、あなたの子孫の心を包む皮を切り捨てて、あなたが心を尽くし、精神を尽くし、あなたの神、主を愛し、それであなたが生きるようにされる。」(申命記30:6)

「そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、」(ルカ24:45)

そして、良い心と同時に、良い物を取り出す必要があります。良い物とは、御言葉です。取り出すためには、私たちの心を御言葉によって満たしていくことが大切です。

私たちの心を御言葉で満たしていくためにはどうするべきでしょうか。それは、朗読です。

「私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。」(申命記6:6~7)

今日も、主によって心が開かれ、御言葉を口ずさみ、心と思いを御言葉で満たし、御言葉が溢れ、御言葉に生きる者とされていきましょう。

「まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。」(詩篇1:2~3)

■A:考えてみよう
日々の生活の中で、神様に自分の時間をささげていきたいと願います。今日も知恵と啓示の御霊を求め、主によって心の目が開かれることを求めていきましょう。
御言葉を朗読し、心と思いを御言葉で満たしていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まこと 】

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