■S:今日の聖書の言葉
創世記7章1節

★主はノアに仰せられた。「あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい。あなたがこの時代にあって、わたしの前に正しいのを、わたしが見たからである。」

■O:今日のコラム
イエス様が再臨される時は、ノアの時代のようだと、イエス様は語っておられます。

「人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。」(マタイ24:37)

再臨を待ち望み、主の日に備える時代に生きる私たちは、ノアのように生きることがとても重要です。ノアのように生きる。それは、主の御目に正しい者として歩むことです。今日の箇所にあるように神は悪がはびこる時代の中にあって、ノアのことを主の御前に「正しい者」であることを見られました。

人は本能のままに生きるなら、自分自身が良いと思う道、めいめいが自分の目に正しいと思う道に進んでしまいます。

誰かのために良かれと思ってやったことが、裏目に出たり逆効果だった、という経験は無いでしょうか?私自身も、友人が好きだろうと思ってプレゼントした食べ物が、よりにもよってその友人が苦手で食べられない食べ物だったことがあります。その人の好物が何かをまず調べておけば良かったと後悔しました。

マタイの福音書でイエス様が、御国に入ることが出来ない人とはどのような人かを語っておられます。

「その日には、 大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、 主よ。 私たちはあなたの名によって預言をし、 あなたの名によって悪霊を追い出し、 あなたの名によって奇蹟をたくさん行ったではありませんか。 』
しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。 不法をなす者ども。 わたしから離れて行け。 』」(マタイ7:22〜23)

主に「あなたがたを全然知らない」と言われてしまう人が大勢いると語っておられます。このことから、人の多くは自分たちこそ、「正しいことを行っている」と信じて疑わない、ということが分かります。けれども、人の目に正しいと見える事柄が、神の御目にも正しいとされるとは限りません。

私たちの内にも「自分こそが正しい」と決め込んでいて、でも実は神の目には正しくなかったという領域があるかも知れません。

私たちは日々、自分の歩みや生き方が、自分が正しいと思っているだけのものなのか、それとも神の御目に正しいものかを見つめることがとても大切だと感じます。

神の御前に正しいとされる者の歩みとは、神が大切にしておられることを大切にする歩みです。主は何を大切にしておられるでしょうか?それは主と私たちとの関係です。神を知り、また神に知られているという関係です。

神を知り、神の愛を知り、神がどれほどの愛で私たちを赦されたのかを悟っていくのなら、また、神との親密さを深めていくのなら、戒めを守り行い、みことばの通りに生きていくことは、喜びでしかないでしょう。神の心を喜ばせることにしか興味がなくなるでしょう。それこそが、神の御目に正しいとされる者ではないでしょうか。

また、時代や世の流れに揺るがされることがない、正しさの基準となるものは、神のことばです。自分の歩みを御言葉で照らし、果たしてその通りに歩んでいるか、自分の心は主に向いているかということを日々見極めることも大切です。

私たちは、不法のはびこる時代の中にあって、是非、ノアのように主と共に歩む者、神の御前に正しいとされる者となっていきたいと願います。

「人は自分の道はみな正しいと思う。しかし主は人の心の値うちをはかられる。」(箴言21:2)

■A:考えてみよう
自分の信仰の歩みを吟味し、またあらゆる人間関係を吟味し、御言葉に照らし合わせてみて、自分が正しいことを行っていると信じている領域が果たして本当に正しいのか、御父の御心からそれていないかを、もう一度思い巡らしてみよう。また、日々、その点検をする習慣をつけよう。

「最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。」(ピリピ4:8)

「花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。」(黙示録19:8)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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