■S:今日の聖書の言葉
ルカの福音書3章22節

★聖霊が、鳩のような形をして、自分の上に下られるのをご覧になった。また、天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」

■O:今日のコラム
幼い時から親に十分に愛されて育つ子どもは、自分に自信をもって生きるようになります。親に受け入れられ、愛されている、そのことが生きる原動力となるのです。

イエス様の公生涯における働きは、御霊を受け、御父の声を聞くことから始まりました。その御父の声とは、「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」です。

この「愛する子」とは、ギリシャ語で「アガペートス」といい、「愛してやまない、愛する者」という意味です。また、「喜ぶ」とは、「好ましい、満足している」という意味です。イエス様は、そのような御父の声をいつも聞いて歩み、与えられた使命を全うしていったのです。

どんなに多忙な働きの中にあっても、イエス様は御父の前に出て行きました。御父との交わりこそ、その力の源泉であったからです。

「愛してやまない愛する者よ、私の喜び、私の満足」と言ってくださる御父の愛は、私たちにとっての原点であり、また、これからも生きていく原動力となり続けます。

道が見えないとき、弱さを覚えるとき、痛みを経験するとき、誰かを赦せないとき、それらが私たちの生活の中心となって私たちを悩ますことがないように、いつでも原点である御父の愛に立ち返りましょう。

「私たちが神の子どもと呼ばれるために、-事実、いま私たちは神の子どもです-御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。」(1ヨハネ3:1a)

「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」(ローマ5:8)

「私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかししてくださいます。」(ローマ8:16)

自分の罪の愚かさゆえに死ぬべき存在が、イエス様の十字架の血潮によって、永遠に生きる者、御父との交わりを持つ者とされました。

私たちのうちに住んでおられる御霊によって、死ぬべきからだをも生かしてくださったのです。主の計り知れない愛を知るとき、今生かされていることに感謝が溢れます。

私たちにはそれぞれ主から与えられた召し、使命があると思います。自分にしか出来ない主の働きがきっとあるでしょう。しかし、神は、石ころからでも、アブラハムの子孫を起こすことができるお方なのです(ルカ3:8)。

主は私たちのアイデンティティーを働きによっては見ません。私たちは主に愛してやまないほど愛されている神の子どもとされているのです。それだけで十分なのに、こんな小さな自分を主の御用のために使っていただけるとしたなら、「用いていただけて感謝」なのです。他に何が言えましょうか。

原点に立ち返り続けましょう。

■A:考えてみよう
御父が今日、私をなんと言ってくださっているのか、どれほどに私を愛してくださっているのか、今心静め、御父の声に耳を傾けましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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