■S:今日の聖書の言葉
歴代誌第二34章2節

★彼は主の目にかなうことを行って、先祖ダビデの道に歩み、右にも左にもそれなかった。

歴代誌第二34章31節

★それから、王はその定めの場所に立ち、主の前に契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、精神を尽くして、主の命令と、あかしと、おきてを守り、この書物にしるされている契約のことばを行うことを誓った。

■O:今日のコラム
歴代誌では数多くの王の人生が描かれています。私たちクリスチャンはこれらの王の生き方から学ばなければなりません。なぜなら、私たちは王であり祭司とされた民だからです。

王として主の目の前に正しく歩む秘訣を、聖書は律法の書の中で明確に語っています。

「彼がその王国の王座に着くようになったなら、レビ人の祭司たちの前のものから、自分のために、このみおしえを書き写して、
自分の手もとに置き、一生の間、これを読まなければならない。それは、彼の神、主を恐れ、このみおしえのすべてのことばとこれらのおきてとを守り行うことを学ぶためである。
それは、王の心が自分の同胞の上に高ぶることがないため、また命令から、右にも左にもそれることがなく、彼とその子孫とがイスラエルのうちで、長くその王国を治めることができるためである。」(申命記17:18-20)

歴代誌では多くの王が悪の道に走り、堕落する傾向にあります。私たちは反面教師として多くのことを学びますが、堕落していった王の特徴として共通するのが「高ぶり」です。

人間は弱いので権威が与えられるとすぐに高ぶってしまう弱さがあります。高ぶることによって自分自身を神としてしまい、簡単に偶像礼拝の道に走ってしまうのです。

今日の箇所で登場するヨシヤは、ダビデの道に歩んだ正しい王です。

「彼は主の目にかなうことを行って、先祖ダビデの道に歩み、右にも左にもそれなかった。」(Ⅱ歴代誌34:2)

ヨシヤは主の御言葉に対して徹底的にへりくだりました。律法の書の朗読を聞いたときに心を痛め、衣を引き裂きました。彼はただ心を痛めて終わりではなく、律法の書のことばを実行に移した人物です。

「それから、王はその定めの場所に立ち、主の前に契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、精神を尽くして、主の命令と、あかしと、おきてを守り、この書物にしるされている契約のことばを行うことを誓った。」(Ⅱ歴代誌34:31)

御言葉から主の御心を悟り、主が忌み嫌われる偶像を徹底的に破壊しました。主を愛するとは主の御言葉を聞き、実行することなのです。私たちも神を愛する者として、御言葉を守り行う者になっていきましょう。

御言葉を実行する生き方は、時には覚悟と決断が必要になってきます。ヨシヤは大きな決断をもってきよめを行いました。聖さの中に入るには決断が必要です。聖さを選び取ろうとすると戦いが始まります。なぜなら、敵は私たちが聖くなることを全力で阻止したいからです。だからこそ私たちには聖霊様の力が必要になってくるのです。

私たちは自分の肉の力では御言葉を行うことも聖さを得ることもできないことを認めます。ですから私たちは絶えず聖霊様により頼む必要があります。

「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。」(Ⅱコリント7:10)

この悲しみは聖霊様が与えてくださいます。熱心に聖霊様に求めていきましょう。聖霊様が御言葉によって私たちの心を刺し、ヨシヤのように神の御心を大胆に実行するに至る悲しみを必ず与えてくださいます。

今日も一日、それぞれが遣わされた場所において、神の国を大胆に解き放っていきましょう。
皆様の上にイエス様の豊かな恵みが今日も満ち溢れることをお祈りします。

■A:考えてみよう
私たちの心に、ヨシヤのように御言葉に対する熱心さと飢え渇きの心があるでしょうか?
もし無いならばそのことを素直に神様に告白して、御言葉に対する飢え渇きを与えてくださいと熱心に神様に祈り求めましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あきひろ 】

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