■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第一28章17〜18節(サムエル記第一27章)

★『主は、私を通して告げられたとおりのことをなさったのだ。主は、あなたの手から王位をはぎ取って、あなたの友ダビデに与えられた。あなたは主の御声に聞き従わず、燃える御怒りをもってアマレクを罰しなかったからだ。それゆえ、主はきょう、このことをあなたにされたのだ。』

■O:今日のコラム
主に従う事の中に全てがある、と言っても良いと思います。ここに主との親密さの具体的な形があり、主を愛するという事の具体的な形があります。私たちの成長のプロセスが具体的にここにあり、私たちが権威を持つ鍵が具体的にここにあります。サウルも不従順のゆえに権威を失ったのです。ソロモンもこのように語っています。

『結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。』(伝道者12:13)

従う事の前には、聞くという事が必要です。聞く事があって、初めて従えるのです。祈り、御言葉を朗読(声に出して朗読しましょう!聖書を朗読する事は、律法では王に対する命令なのです。)する事によって聞く事ができます。そしてそれに従うなら、これを『聞き従う』と表現します。私たちは御言葉の民です。
イエス様が生ける御言葉であったように、私たちもマリヤが願ったように『御言葉の通り、この身になる事』を願いましょう!主が語られたなら、必ずそうなります!語られた御言葉(レーマ)は必ず事を成し遂げて父の元に帰るのです。マリヤが栄光の主を出産したように、私たちがこの世に産み出すものは、栄光の教会なのです!御言葉の民とは、御言葉の勉強をしている民というものを超えて、御言葉そのものに生きている民です。つまり聞き従う民なのです。
ここでは、聞き従わない事によってサウルが王権を失う事が描かれています。現代において私たちも王であり祭司です。従順は御国の王権を増し加え、不従順によって、御国の王権を失ってしまうのです。
王権は、主との親密さという事もできます。使徒の働きの中で、祭司長スケワの七人の息子たちは、イエス様の御名で悪霊を追い出そうとしましたが、主との個人的な関係がない事を見抜かれ、逆にひどい目に会いました。イエス様と個人的な関係が無いために御国の権威が無かったのです。主との親密さを大切にし、主を愛している者は、御言葉を守るはずです。
ところで、私たちは良く『ワンシング』という言葉を使います。詩篇にこうあるからです。

『私は一つのことを主に願った。
私はそれを求めている。
私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。
主の麗しさを仰ぎ見、
その宮で、思いにふける、そのために。』(詩篇27:4)

マグダラのマリヤが、主の足元で御言葉に聞き入っていた事を、イエス様は「大切な事は『ただ一つである』(原語ではこうです)」と表現しているので、これを詩篇27:4でいうところのワンシングであるという事ができます。確かに、まず御言葉を聞く事が第一です。しかし、ダビデの願っているこの一つの事は、聞くだけでは終わらないのです。主の家に住まう事は、聞くだけではなく従う事も重要なのです。聞き従う事に全てがあるのです。

『イエスは彼に答えられた。「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。』(ヨハネ14:23)

主との親密さを求めましょう!主を愛しましょう!主の権威を帯びましょう!王なる祭司としての召を全うしましょう!全ては聞き従う事の中に隠されています!

■A:考えてみよう
語られた御言葉を烏に食べられないようにしっかりと握り、口ずさみ、思い巡らし、そして、実行するのです。その御言葉が私たちのライフスタイルとなり、自分の人格となるまで。御言葉が受肉し、御言葉の通りこの身になるように願って。必ず地上に御国の権威を帯びた王が次々現れ、日本はリバイバルの国になります!

■P:祈り
語られた御言葉に通りの私となることを願い、イエス様の血潮の力を宣言します!

【 まじまこ 】

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