■S:今日の聖書の言葉
ルカの福音書14章28節〜30節(イザヤ14)

★「 塔を築こうとするとき、まずすわって、完成に十分な金があるかどうか、その費用を計算しない者が、あなたがたのうちにひとりでもあるでしょうか。
基礎を築いただけで完成できなかったら、見ていた人はみな彼をあざ笑って、
『この人は、建て始めはしたものの、完成できなかった。』と言うでしょう。」

■O:今日のコラム
皆さんは、イエス様の弟子になりたいでしょうか?
弟子とは師に習って、師のようになるために自分自身を鍛錬するものです。
自分は楽器を学ぶ中で、自分の師が「このように練習しなさい」と指導してくれたことのすべてをやり尽くしました。なぜなら、自分の中にはどうしても師のような音が出せるようになりたいという強い願いがあったからでした。
「師が教えてくれた通りに学び練習すれば、師のようになれる。」ひたすら、その夢を持って忠実に練習したのを覚えています。

私たちもイエス様を師とする弟子になり、イエス様のようになりたいと願うのであれば、イエス様が御言葉で語っておられることに忠実になる必要があります。

私たちは、よく「イエス様、あなたのようになりたい♪」などと賛美でも歌ったりします。また、「私たちはイエス様の弟子です。」などと言いますが、果たしてイエス様はどのようなものが自分の弟子である、と語っているでしょうか。

イエス様はまず弟子になる者について次のように語られました。

「わたしのもとに来て、自分の父、母、妻、子、兄弟、姉妹、そのうえ自分のいのちまでも憎まない者は、わたしの弟子になることができません。」(ルカ14:26)

そして、その後に、弟子になることについて、イエス様は2つの例えを話されました。

1つは先程あげた今日の箇所、そして、もう1つは

「また、どんな王でも、ほかの王と戦いを交えようとするときは、二万人を引き連れて向かって来る敵を、一万人で迎え撃つことができるかどうかを、まずすわって、考えずにいられましょうか。」(ルカ14:31)

という例えを話しています。

ここでイエス様が言わんとしておられること、それは、「中途半端な献身では、私の弟子になることは出来ない」ということです。
何もかもを主に捧げる覚悟がないのならば、むしろ、うっかり「私はイエス様の弟子になります。」などと言わない方が良い、ということを、イエス様はここで語っておられるのです。

そうです。厳しいです。それは簡単に進むことが出来る道ではないかも知れません。主はその道のことを、マタイでこのように語っています。

「狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。
いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。」

(マタイ7:13,14)

イエス様はこうも言われました。

「自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしの弟子になることはできません。」

(ルカ14:27)ある人が、この「自分の十字架」を「自分の棺」と語っていました。つまり、自分の十字架を負うとは、自分自身の願望、計画、方法、自我に死ぬことです。
自分自身で書きながら、心がギクギクと音を立てています。むしろ、書かないでいたいような、事柄です。
けれども、それが真理なので、そこから目をそむけるわけにはいきません。
自分がまだ可愛いと思うのであれば、自分の人生が大切だと思うのであれば、自分が変わりたくないと思うのであれば、私たちはおそらく「イエス様の弟子になりたい。」と簡単には言わない方がいいのかも知れません。
イエス様は何をするのも、何を語るのも、ただただ天の御父に語られた通りを語り行いました。(ヨハネ8:28)
イエス様が御父に従順したように、私たちも、何を語るにも、何をするにも、イエス様のなさったように語り、また行いたいと願います。
イエス様の足跡にならう弟子となるために、特にイエス様が語られたみことば、特に4福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)に注目してみましょう。

■A:考えてみよう
私は弟子になる心の準備は出来ているだろうか。
「弟子になりたい」と言っても大丈夫だろうか。

■P:祈り
主よ。あなたのために、手放すことを惜しむ何かが、もし私の手の中にあるのなら、それを教えて下さい。あなたのために、すべてを捨てる時、あなたがすべてを与えてくださるということを、信仰の歩みの中で体験し知ることが出来ますように。あなたの語ったように語る者となり、あなたが歩んだように歩む幸いを私に教えて下さい。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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