パク・ホジョン師 祈りのセミナー2013レポート

わたしの家は祈りの家と呼ばれる 13

「シモン・ペテロが答えて言った。 「あなたは、 生ける神の御子キリストです。 」するとイエスは、 彼に答えて言われた。 「バルヨナ・シモン。 あなたは幸いです。 このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、 天にいますわたしの父です。ではわたしもあなたに言います。 あなたはペテロです。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。 ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしは、 あなたに天の御国のかぎを上げます。 何でもあなたが地上でつなぐなら、 それは天においてもつながれており、 あなたが地上で解くなら、 それは天においても解かれています。 」そのとき、 イエスは、 ご自分がキリストであることをだれにも言ってはならない、 と弟子たちを戒められた。」(マタイの福音書16書16 – 20節)

主の御声を聞く

 前回は「祈りの家が教会として宣言される」と言うテーマでお届けしました。前回の答えです。(A1)祈りの家と教会は一体のものでひとつです。(A2)また、主は教会を建て上げるために来られました(A3)主は、イエス様を信じるものが集まるところを「教会」とされました。だから、私たちは主の御声を聞いて、従う必要があります。主はそれを教会の構造として与えて下さいました。

 私たちが主の御声に耳を傾けて、歩み始めるなら、驚くべき主の御業が現されていきます。どういう時に私たちの人生で奇跡が起こるのでしょうか。どのようなときに私たちの人生で主のドラマチックな御業を体験するのでしょうか。それは、主の完全なる御声を聞く時です。モーセは主の御声を聞きました。主は「行きなさい」と言われました。モーセはその御声に従順して、一生懸命に前に向かって進みました。ただひたすら主の御声に聞き従って一生懸命進んでいったら、紅海にぶち当たってしまったのです。それでイスラエルの民は怒りました。すべてを捨てて一生懸命ここまで来たのに、目の前に広がるのは紅海という状況です。

 もし従順しないなら、紅海がわかれるという奇跡は私たちの人生には起こりません。私たちが主の御声を聞く時に、驚くべき主の御業が私たちの人生のうちに起こります。

 もし皆さんが100年の間、熱心に教会に通ったとしても、主の御声が聞こえないのであれば、100年の間何も変わらないでしょう。今、皆さんの人生の中になにか奇跡が起こっているでしょうか。

 皆さんの共同体は驚くべき共同体です。韓国のたくさんの教会でこの質問をしても、ほとんどの場合が奇跡が起こってないという答えが返って来ます。「今年は去年と似ています。来年も今年と同じだと思います。再来年も恐らく同じでしょう。何も期待することがありません。毎年同じです。」というように。

 神の御声を聞かない民は奇跡を体験できません。私たちが主の御声に聞き従って歩む時、荒野において泉が湧き出るようになるのです。私たちが主の御声に聞き従って歩む時、紅海がわかれるという驚くべき奇跡を体験していくのです。私たちが主の御声に聞き従って歩む時、エリコのような強い街が陥落していくのです。ですから今日、主の御声が捉えるようにと願います。

 どうして神様はこの終わりの時代に教会を祈りの家に変えていくのでしょうか。どうしてこの終わりの時代に祈りの家が建て上げられていくのでしょうか。

Q1. どういう時に私たちの人生に奇跡が起こりますか?
Q2. モーセは主の御声を聞いてどのようにしましたか?
Q3. 主の御声を聞いたなら、私たちはどのようにしなければなりませんか?

(答えは次回に)
<続く>

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