■S:今日の聖書の言葉

テモテへの手紙 第一 6章14-15節(箴言30章)

★ 私たちの主イエス・キリストの現れの時まで、あなたは命令を守り、傷のない、非難されるところのない者でありなさい。その現われを、神はご自分の良しとする時に示してくださいます。

■O:今日のコラム

以前に、牧師や働き人が誘惑や罪に負ける可能性が高いのは何か働きを成し遂げた後だという報告を聞いた事があります。

なぜなら、何かを成し遂げた後は達成感によって油断しやすくなるからです。

登山も山を上る時以上に下る時の方が油断して怪我をする確率が高くなるそうです。  

私達は主の民としてあらゆる時に心を引き締め、信仰の道を固く歩む為に、大きな目標、最も大切なゴールを見続ける必要があります。そうすれば何かを達成しても自己満足や霊的怠慢感におちいる事なく、更に先へと前進していく信仰を持つ事が出来ます。

その最も大切なゴールとは主イエスの再臨です。  

今日の箇所で、パウロは若き牧者テモテに、「主イエス・キリストの現れの時まで、あなたは命令を守り、傷のない、非難されるところのない者でありなさい。」と勧めています。

パウロは別の書簡で私達はキリストの花嫁であるという啓示を解き明かしています。

私達の重要なゴールは、花婿なる主イエスが再び私達を迎えにこの地に来られ、花嫁なる教会を天に引き上げ、傷の無い聖く整えられた花嫁が御国のバージンロードを御使達の大歓声を浴びて歩み、花婿なるキリストと顔と顔を合わせる時、全ての労苦も涙も報われる事となります。  

もちろんこの世において、主の御言葉に従って生きるには、時には苦難や忍耐の道を通る事があります。

しかし、この最も幸せなゴールを私達が夢見て心に抱く時、この世のどんな試練も葛藤も誘惑もその最高のハッピーエンドに比べたら遥かに小さなものへと変わってしまいます。

今日聖霊様を求めて祈り、主イエスにある親密な愛の炎を私達の内に受け取りましょう。

それこそが、この世にあって固く主の約束に立って歩む為の重要な秘訣です。  

■A:考えてみよう

今日、私達の心に主イエスの再臨を思い、主を待ち望み、主の約束に固く立つ事を決心しましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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