■S:今日の聖書の言葉

ルカによる福音書23章46節(箴言23章)

★ イエスは大声で叫んで、言われた。「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」こう言って、息を引き取られた。

■O:今日のコラム

主は天地創造の初めに私達人間を地のちりから創造し、そして、その肉に御自身の息(霊)を吹き入れた時、人は生きたものとなりました。

しかし、その後アダムとエバが善悪の木の実を食べ罪が人類に入った時から、人の霊は完全に死んだ状態になり、私達の生まれながらの肉の性質では神様を知る事が出来なくなりました。  

しかし、今日の箇所で主イエスはその人類の全てのそむきの罪を担い、十字架の上で死を味わわれます。

その十字架の上で主イエスは最後に「完了した」と叫び、御自身の霊を父なる神の御手にゆだね、息を引き取られました。人類に息を吹き込まれた方が、自ら息を引き取られたのです。  

主が息を引き取られた時、人類の歴史の一つの幕が閉じ、新しい贖いの歴史が幕開けする事となります。

そのため神殿の分厚い幕が上から下まで真二つに裂け、もはや人と神の間の隔たりの壁は取り除かれ、私達は主イエスを信じる信仰によって大胆に確信を持って、いつでもどこでも、あらゆる場所と時間に主の御顔を求め、祈り礼拝し、神との親しい交わりの中を生きる者とされました。  

さらに、私達の霊が生き、神様との親しい関係の中に生きて行く為には主イエスの十字架の血潮と共に聖霊の力が必要です。

その為に主イエスは復活された後に、弟子達の前に現れ、そして彼らに息を吹きかけ「聖霊を受けなさい。」(ヨハネによる福音書20章22節)と言われました。  

これは、初めに神が人に息を吹き入れたのと同様に、主イエスの十字架を通して私達は御霊によって新しい命に生きる者として再創造された事を意味します。

その事によって私達は主とのいきいきとした愛の関係の中を生きる者とされたのですが、しかしパウロは宗教的な行いによって神に近づこうとしていた人々に対して「割礼を受けているか受けていないかは、大事なことではありません。大事なのは新しい創造です。」(ガラテヤ人への手紙6章15節)と言っています。

今日、主イエスの十字架の恵みと、御霊の力を受けて、私達は新しく創造された者だと言う事を覚え、主を礼拝しましょう。  

■A:考えてみよう

主とのいきいきとした交わり、祈りと賛美、礼拝の時を持ちましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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